トンビ年？！

うるへーと、うるへー２号が、「よいしょっ！」と、会社のﾄﾞｱを開けて、やってきました。

「こんにちはー」口々に、立派に挨拶します。

「こんにちはー、今日は早いねー・・・幼稚園は？」　「あのねー、すこし早く終わったの」

「お絵描きしたいなー」　「お絵描きしたいの？紙あげようか？」

「いらな～い」　「なんじゃ？そりゃー？」

 

「何どし生まれ？」  「あのねー・・・なんだっけー？・・・あ、ウマだ！」

うるへー君は午年なんだそうです。

「ウマ年かー？　足速い？」（おじさんの発想は、貧困です）　「うん！、速いよ」

「何歳だっけ？」　「５歳！」

「何月生まれ？」　「２がつー！」　「おー！午年で合ってるよ」（おじさんは、今度は指を折って、

関心しています）

 

「こーちゃんは何どし？」（こーちゃん・・・うるへー２号の別名です）

「えーとねー・・・えーとねー」

 

うるへー君は正直者です。

知らないことでも　まともに答えようとして・・・『なんと言おうか？』と、一生懸命考えます。

 

「『えーとねー』って、年はないよ」　「えーとねー・・・あ、そうだ！　カラスかトンビ！」

 

「あはは・・カラスかトンビなのか？　それで、どっちなの？」　「えーとねー・・・あ、トンビだ！」

「トンビ年なの？」　「うん！そーだよ、こーちゃんはトンビ年！」

うるへー君は言い切ってしまった手前『口から出任せ』を信じて貰えて、ホッとしているようです。

 

小さいけれど・喧嘩が強く・妙に落ち着いて・威風堂々としている『うるへー２号』

まさに『言い得て、妙！』・・・・猛禽類のトンビは、彼にピッタリです。

 

「トンビ年かー？いいなぁ！お空を飛べるんだー！」

「飛べないも～ん！・・・こーちゃん！帰ろ！」　『おとな、からかいに来たのか？！』

 

「おねーちゃんは？」と聞く拙者に、ドアを開けながら　後ろ姿のうるへー２号が答えます。

「おねーちゃんは、がっこー！」

うるへー２号　只今２歳・・・口も達者になりました。

 

うるへーの方は少し咳き込んでいましたが、『うるへー兄弟』　今日も元気です。

 

 

 

コメント 7

とんび年。
その発想がぼくにはとてもうらやましいです。
子供の面白さには大人は絶対かなわないですからね。
by plusgate (2007-12-14 20:51) 

アキラさんの記事を読むと子どもはやっぱりいいなと感じます。
口が達者になってくると成長の課程と思いながらも『もう少しやさしい物言いをしてくれよ』と思わんでもありません。
でも自分たちの影響がモロに伝わっているのかと思うとゾッとすることもあります。
大人でも酉年だけじゃなくてトンビ年も自称してもおもしろいのかもしれません。自己紹介につかえますよ。
by (2007-12-14 22:11) 

おはようございます。

久しぶりにうかがったら、私の大好きな「うるへー」ネタ♡

かわいいですねぇ。
アキラさん、すっかりお友達扱いされてますね。
これから、どんな子になっていくのかな。
by ラムねーさん (2007-12-15 07:56) 

plusgatさん

子供が急に思いつくものは、身の回りにあるものなんでしょうね。
最初「にわと・・・」と言いかけたのですが、思いとどまって口から出たのは「カラスかトンビ」でした。
by アキラ (2007-12-15 12:55) 

ヒゲボーズさん

子供はホントに自由で、いいですよね～。
子供の発想でデザイン出来たら家もどんなにいいものが出来るでしょうね。

自己紹介に使う？
そーですねー、
何か、自分に合いそうな、特別な干支を考えますか？
by アキラ (2007-12-15 12:58) 

ラムねーさん

そのとおりで、すっかり友達扱いです。
ま、その方が話しやすくていいですが・・・

遊びに来てくれる、友達が居て幸せです。
by アキラ (2007-12-15 13:01) 

　うちでは昭和３９年生まれ辰年の私は、「ドラゴンズ年」と言うことになっています。
　真に受けるので、子供は本当に面白い．．．。
by たいせい (2007-12-17 13:37)