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珪藻土はウソつき! [日記]

珪藻土顕微鏡.jpg

「ホルムアルデヒドを吸ってくれるし、臭いも吸着する珪藻土がいい」と聞いて、

壁に珪藻土を塗ったところ、却って『部屋の臭いが強まった』という方に会いました。

話を聞くと臭いの他に『眼がチカチカする・喉が痛い・頭が痛い・鼻血が出る』

意外にも・・・『化学物質過敏症気味』だと思える症状も出ていました。


そこで、珪藻土に付いて更に調べてみたところ、新たな事実が浮き上がってきました。

珪藻土はホルムアルデヒドなどの化学物質を吸着する・・・これは本当。

ところが、珪藻土は微細な穴の中に、『化学物質の分子を取り込むだけ』ということで、

よく言われている『化学物質を吸着し、分解する』はどうやらウソ。


しかも、調べていくと・・・意外な事実に行き当たりました。

それは、一端 吸着された臭いは『室温が高くなると、再び放散されてしまう』

ということ。

そして、部屋が冷えてくると、又吸着する・・・これを繰り返えしている。


この方の場合、夏には窓を締め切って外出する事が多く、部屋の温度は

上がってしまって『吸着した臭いを放散』し続けることになっていました。

冬は余り外に出ないので、一日中締め切って暖房を入れて部屋を暖めている。

冬も暖房で『吸着した臭いを部屋中に放散』していることになっていました。

勿論、夏は帰ってくると冷房を入れますし、冬には寝るときには暖房を切ります。

その結果、壁に塗られた珪藻土は『部屋にこもった臭いを吸ったり吐いたりしていた』

ということになっていたのです。


それだけではありません。

『長い期間に亘って放散される化学物質』に晒されて、既に化学物質過敏症気味に

なっていたのです。

24時間機械換気もありましたが、機械換気設備は室内の空気をごく一部入れ換える

だけの機能しか備えてはおりません。

「酸素不足の緩和」を図る程度のレベルですから、化学物質を室外に除去出来るほどの

能力は元々想定外。


珪藻土の良いところだけを殊更にアピールして、その危険性については

口をつぐんでいる・・・これが、珪藻土のメーカーの本性ではないでしょうか?


私は、珪藻土メーカー何社かに、電話をしてみました。

「珪藻土って・・・結晶シリカになっていて、パウダーを吸い込むとアスベストと

同じような事になるそうですね?」

「はい、他社の製品には、だいたいそのようですが、我が社の物は・・・」


「珪藻土は吸着するだけではなく、室温が上がると放出もするって聞きましたが・・・」

「はい、よくご存じですね~、他社のものは放出するようですが、我が社の製品には

特別な処理がしてありますので・・・」

「特別な処理って、ホルマリンキャッチャー剤を混入しているってことですか?」

「え、いや・・・あの、その~・・・そう言う訳ではありませんけど・・・」



仮にホルマリンキャッチャー剤を混入したところで、防ぎきれるどころか


ホルマリンキャッチャー剤は化学物質なのに、使用量の規制はないのですから、

新たな化学物質の放散に繋がる恐れがあります。


それに、家に使われた建材から放散している化学物質は『ホルムアルデヒドだけ

ではない』のです。



既に珪藻土を塗ってしまった方はどうしたらよいのでしょう?

取り敢えずは、出来る限り窓を開放して部屋の空気を入れ換えること。

そして、部屋の空気を急激に暖めない・急激に冷やさないことだろうと思います。

できたら、暖房や冷房は使わない方がいいのかも知れません。



リフォームすることで、完全に珪藻土の被害をシャットアウト出来ないものだろうか?

まず、塗られた珪藻土を剥がす(撤去する)事を考えました。

浸透性の剥離剤もあるにはあるのですが、珪藻土は浸透度が大きく、下地の

石膏ボードまで痛めてしまうことが判りました。

下地が石膏ボードではなく、合板などの場合には、有効かも知れません。


スクレーパー(削り落とし器具)を使って、物理的に剥がせるだろうか?

珪藻土を塗る際には、下地(石膏ボードなど)から剥がれ落ちることを避けるために、

接着剤が塗られていて、物理的に剥がすことは難しいことが判明。


一度塗られた珪藻土を剥がす事は至難の業なのです。



そこで・・・「塗られた珪藻土の息の根を止めて、固めてしまうもの」はないか?

更に調べました。


調べていく中で、塗られた珪藻土を固めてしまう『シーラー』を発売しているメーカーが

あることが判りました。


固めた上に『日本古来の漆喰は?』・・・・これはダメでした。

シーラーと漆喰との相性が悪く、化学反応を起こして剥がれてしまうんだそうです。


となると・・・残るはガラッと感じを変えて、木の匂いがする部屋にする。

合板ではない、『無垢の板張り、木装リフォーム』・・・・これならうまく行きそうです。

無垢の木は、吸着したものを再び吐き出すような『下品な真似』はしないのです。


『珪藻土で健康住宅』どこかのハウスメーカーかリフォーム屋の売り文句。

健康を謳い文句にしている珪藻土でさえ、、決して健康にはならないことが

お解り戴けたでしょうか?


『日本には日本古来の、健康的な建材がある』

その建材のお陰で、日本人は健康に過ごしてきたと言っても、過言ではないのです。


花粉症・シックハウス症候群・化学物質過敏症・男性の女性化現象・切れる子供

認知症患者の激増など、「新しい建材から放出しているものが、原因の一端となっている」

と考えられる『昔はなかった新しい症状や傷害』は、いずれ、その家に住む人を悩ませる

事になります。


最近ではNETでも、かなりのところまで解るようになりました。

新しい建材を使う場合には、『よくよ~く、調べて、調べて、調べ上げて使う』ように

したいものです。


そして、珪藻土だけにとどまらず、既に新しい建材を既に使ってしまった方・・・

どーぞ、ご遠慮なく相談してみてください。

「親身になって、ご相談に乗りますよ~!」




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TOMO

既存の商品が売れなくなってきたら
「新発売」を作るのが
メーカーさん。売ればそれでいいや、
って考えが多いんですかね。
高い買い物をするときには
自分でもちゃんと調べないといけませんね。
by TOMO (2008-03-22 13:19) 

たいせい

 うちも瓦という建材メーカーとして、耳の痛い話が多分にあると感じました。
 拙いBLOGですが瓦業界内の人間の目にも触れるようになり、同業者の手前これまで抑えてきましたが、近いうちに平板瓦の問題点にも触れてみようと思います。

 ただ珪藻土は私の認識でも呼吸する材料で、使い方を誤らなければそれなりに意義のある材料だと感じています。
 メーカーも余分なキャッチコピーに頭を使うよりも、正しい使い方の認知を広め正直な商売に徹しなければ、近いうちに業界自体が壊れてしまいそうですね...。
by たいせい (2008-03-22 16:35) 

ラムねーさん

ガァ~~~~~ンッ!!!!!!

読んでるだけで、頭痛くなってきました。
困ったわね、我が家…
by ラムねーさん (2008-03-22 17:22) 

たろちぅ

えー!それはヒドいですね。
アレルギーが出るのはゆるせないですよね。
by たろちぅ (2008-03-22 21:53) 

toyo

前回の珪藻土の記事同様に大変、勉強になりました。

by toyo (2008-03-22 23:53) 

アキラ

TOMO さん

メーカーは売ればそれでいいや・・・でもいいのでしょうが、使わされる消費者の身になったら、堪った物ではありません。
今後も何か気づいたら、歯に衣を着せずに記事にしようと思っています。
by アキラ (2008-03-24 13:14) 

アキラ

たいせい さん

イタリヤやドイツでは珪藻土は建材として使用してはいけないことになっています。
日本も早くそうなるように頑張りたいと思っています。
珪藻土は、人体にとって害はあっても得はない建材だと思いますので。

平板瓦・・大いに興味アリです。記事を待っています。

by アキラ (2008-03-24 13:18) 

アキラ

ラムねーさん

私がいるじゃありませんか?

実は我が家は11年ほど前に建て替えて現代風にしましたが、それまでは外廊下がある「純日本家屋」でした。
うちにいたワンコは18歳で亡くなりましたが、命の殆どを古い家で過ごしたことになります。
健康で長寿を全うできたのは、風通しの良さと昔からの建材(木と紙と漆喰の家)だったからだと、真剣に思っています。
今の家ではそれほど長生きできたかどうか?・・・

by アキラ (2008-03-24 13:25) 

アキラ

たろちぅさん

吸ったり吐いたりしていることは、余り知られていませんからね~。
匂いを吸着する・・・これも「気のせい」程の効果しかないのかも知れませんね~。

新しい物は先ず警戒して、良く調べて・・・ですね。
by アキラ (2008-03-24 13:27) 

アキラ

toyoさん

前回の記事の補足として、書いたつもりです。
タメになれば幸せです。
by アキラ (2008-03-24 13:30) 

kaname

全然、知りませんでした。
自分でもしっかり調べないとダメですね!
ありがとうございました。
by kaname (2011-04-18 22:17) 

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