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収入がない高齢者は死ぬしかないのか? [湘南の家づくり]

HIMG0005.JPG パンフレットです。


「高齢で収入がなく、ローンも使えなくてリフォーム出来ない!

何かいい方法はありませんか?」

こんな悲鳴にも似た問い合わせが飛び込んできました。

「いいですよ、リフォームはやって上げますよ。お代は何時でもいいですよ」

『こう言えるくらい太っ腹でありたい』とは思うものの、それがままならぬのが世の常。

さて、あなたなら高齢でお金がなかったとしたらどうします?

「リフォームをやめる」・・・『正解』です!


そして、いずれやってくる大地震で、家が倒壊して下敷きになって死にますか?

年間5万人もの方が階段から転落しています。

手摺もない階段から転落して死にますか?



年老いた夫婦の生活、先立つものがないとしても・・・

なんとか「耐震改修工事」や「バリアフリー工事」をして、

せめて住み易く出来ないものでしょうか?


日本という国、捨てたもんじゃありませんゼ!

『1000万円を限度に融資』

『毎月の返済は利息だけ』

『収入が公的年金だけの方もOK』

『親族の保証は不要』

こんな『願ったり叶ったりの融資制度』

リバースモーゲージの政府版があるのをご存じですか?


これは『高齢者向け返済特例制度』に基づいて「住宅金融支援機構」が融資を

財団法人「高齢者住宅財団」が連帯保証人になってくれる高齢者支援のための

特別な融資制度です。


『耐震工事』は「一定の法律に基づく認定」を受けた耐震改修工事

住宅金融支援機構が定める基準に該当する耐震改修工事

耐震診断の結果に基づいて行う「壁の補強工事」がこれに該当します。


『バリアフリー工事』は「廊下の幅」や「居室の出入り口幅の拡幅工事」

階段や廊下、浴室などへの「手すりの取付工事」

玄関~廊下、掃き出し窓~庭、玄関~道路などへの「段差解消工事」等に適用されます。


この融資の特徴は、返済方法にあります。


『毎月の返済は、わずかな利息』だけです。

これが、収入が公的年金だけの方でもOKだという理由です。

では『元金』はいつ、どのようにして返済したらいいのでしょう?



「元金は借り入れた方が全員亡くなったときに、相続人が一括返済」します。

または「担保として提供されていた土地・建物を売却処分して返済」することになります。



60歳以上の年輩者にアンケートをとると、昔と生活様式も大きく変わっている事が解ります。

現在は核家族化しており、子も親に頼ることなくそれそれ家・土地を所有している家族が多く

親の方も子には頼りたくないという風潮です。

その代わりでもないでしょうが、『財産は子に譲らずに使い果たす』という親が

80%を越えている時代です。


自分で建てた家を最大限利用して、最後まで生活しやすい家とすることに

ためらいがなくなってきています。



他にも「高齢者が安心して自立した生活を送ることが出来る環境の整備の促進策」として、

一定のバリアフリー改良工事を行った場合の『所得税、固定資産税の特例措置』が

創設されています。


その他にも「高齢者の住宅改修に伴う補助金」や「助成金」を受けることができる

地方自治体もあります。



高齢で収入がないとしても、まだ諦めるのは早すぎると思いませんか?



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