クライマックス・ナイト終わる [日記]
「ズボボ!ズドド!バフバフ!ズドドドド!!!・ドド~ン!ドド~ンンン!
尺玉が間に割って入る炸裂音はドシ~ンン!ドシーンン!と空気を震わす。
ズドド!バフバフ!バフバフ!ドシ~ン!ズドシ~ン!ズボボ!ズドドドド!!
・・・ドッシ~ン!!
最後の10分間に5000発を打ち上げる逗子海岸海岸花火大会。
息もつかせぬ早打ちと満天に広がる雄大な光の一大ページェントに、
一度体験した人は、必ずリピーターになると言われている。
今年も盛大に行われた。
年々見に来る人も増えて、『大分有名になってきたな?』と感じる。
高熱で真っ赤に焼けた火筒が冷めやらぬうちに、
次々に打ち上げられる火の玉は鈍い音を残し、
燃え上げる火柱がいざなう灼熱の玉は龍が空を行く如くうねり
一瞬の静寂の後に、轟音と共に空一面に花開く。
ズシンズシンと胸に響く炸裂音は、逗子湾の周りを囲んだ山々に反響して
絶え間なく余韻を残し、耳をつんざく轟音と相まって
見る人に最大限の感動を与える。
ゴーゴーと響いていた山彦が音を消す頃・・・
辺りにはため息が広がり、
歓声と盛大な拍手で今年のクライマックス・ナイトの幕は静かに閉じられた。
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