進入路検証 [マンション反対]
これがマンションへの進入路
拙者達、建設反対の近隣住民は、この進入路を中心とした車の状況を検証し
ました。
左側は公園、右側は民家で道路の幅員は４ｍ強しかありません。
工事中及び完成後のマンションの駐車場へ車が通行できる、唯一の道路で
す。
この進入路は、事業者の敷地内。
不法侵入で訴えられてはたまりませんので、工事業者にことわっての検証で
した。
進入路の左に寄せて停車しました。
停車したのが大型乗用車とはいえ、すれ違いは絶対に不可能です。
進入路を下ってきました。
県道から車が入ってきました。
今、見えている車が止まっている道路は住宅地の中を通っている幅員６ｍの市
道です。
止まっている車は、ハンドルをまっすぐに切り直して、一端右方向へ逃げるか、
又はガードレールが見えている県道までバックしないと、進入路を下ってきた車
両はすれ違いも出来ません。
偶然にも歩道を歩いてきた歩行者を通行止めしてしまうハプニングも・・・・
歩行者の頭が見えているのが判りますか？
小さな乗用車（マーチ）の向こう側の白い塀と左に見える電柱の間が歩道で
す。
この時を県道ｊからパチリ。
左側の歩道には歩行者がいます。
車で『通せんぼ』した格好になってしまいました。
車がバックするかも知れないので、歩行者は困惑しています。
たまたま検証した時間は、車が最も空いている時間。
この県道は、朝の通勤時間帯や土曜日・日曜日・祭日は車がぎっしり渋滞する
道路です。
夏の海水浴シーズンや大型連休には、一日中渋滞が切れることはありませ
ん。
逗子海岸はずれの渚橋交差点から日陰茶屋・葉山マリーナ・森戸海岸を経て
葉山のご用邸前へ抜ける海岸沿いの道路。
県下に名だたる、スーパー・グレート渋滞道路なのです。
そのまま、お互いが譲らずに進みました。
『おっと！』
あと１０㎝で『衝突』です。
ついでにこんな検証も。
進入路を下ってきて、市道へ出る前に一時停した際に、運転者が見る光景で
す。（運転席の目の位置から撮りました）
歩道の端に人が立って見ているのは確認できます。
奥に見えているガードレールは県道の向こう側です。
県道は僅かしか見えません。
今、県道から車が市道へ入ってくると、５枚目の写真のように、衝突の危険が
あるのです。
県道から入ってくる車には、進入路から出てくる車はブラインドで、見えないの
です。
建築には『確認申請』が必要です。
確認申請を決済するにはその他の関連法規に違反していないかどうかの検討
がなされることになっています。
このマンションには100台規模の機械式駐車場が設置されます。
マンションへの車の出入り口はこの道路だけ。
何度も書きますが、幅員は４ｍ強しかありません。
本当にこの道路でいいのだろうか？
東○不動産は、賄賂でお役人を抱き込んでいるのか？
それとも大型のヘリコプターか何かで、車両の空中移動でも考えているのだろ
うか？
３枚目の写真の右側には、住宅街が広がっていて、皆この市道から県道へ出
入りします。
マンション住民の出入りで、県道への『鳥羽口』が渋滞したら、古くから住んで
いる住宅地の住民は大迷惑です。
『このマンション、駅まで徒歩で３０分、車利用で１時間』
近々、このような看板でも出そうかと思っています。
いえ、決して大げさではありません。
実際にマンションが出来て、車で出かけようとしたら・・・この進入路は毎朝通勤
の車で身動き出来なくなることでしょう。
旦那さんを車で駅まで送って帰ってきた奥さんは、進入路に車がつながってい
てマンションの駐車場には入れないでしょう。
渋滞時にはこのくらいの時間が普通にかかります。
県道は狭く、路線バスを除いて、大型車は走れない道路です。
建設反対の会では、『道路交通法』『道路交通法施行令』『神奈川県道路交通
法細則』を調べ上げました。
道路に関する法律と関連法規・条例は、これ以外にはあり得ません。
どれをどのように読んでも、「マンション建設に大型車を通行させなければなら
ない理由」は見当たりません。
東○不動産は「大型車で工事をやらないと、ペイしないので、ご協力を」と言い
続けています。
その一方で、小型車だけで工事をしたら、このくらい工期が延びるという資料
も出して来ています。
「ご迷惑をおかけする期間が延びますよ」という脅し文句が添えられて・・・
拙者達は、「小型車だけでやった場合」という資料が出ている以上、『小型車だ
けでやれるし、小型車だけでやる気があるのだろう』と思っています。
資材運搬・生コンなど全て小型車で果たして大型のマンション建設が出来るの
か？
大型車は断固反対をして、小型車だけでやらせてみたいと思っています。
『大型車は絶対に許しません！』
既にこの看板は掲示済み。
幸いにも今年から、行政訴訟法が簡易になりました。
万一大型車通行許可の申請が出されて、許可されるようなことがあった場合に
は、、事業者を初め、県知事・県警本部長・Ｚ警察署長・Ｚ警察交通課長を次々
に訴えて、司直の意見を聞きたいと思っています。
作る側はあくまで「作る」だけで
そこに住む人たち、これから住む人たちの
ことなど考えていないんでしょうね。
by TOMO (2006-12-14 17:44)
おはようございます＾＾
検証大変でしたね、実際に現場に居るかのようにとても判りやすい
説明でした。本当にご苦労様でしたｍ（＿＿）ｍ
これは酷いですね。すれ違いも出来ない道路では話になりませんね。
アキラさんを始めとする建設反対の近隣住民の方々の憤りは十分理解
できました。これからどうなるのか心配でなりません。
みなさんの声がどうか届きますようにと祈るばかりです。頑張って下さい!!!
by 瑞穂 (2006-12-15 08:45)
ベストな交通手段はプレジャーボートでしょうねぇ・・・。私も道一本ではどうにもならないと思います。
by cuvesx (2006-12-15 11:37)
アキラさん、こんばんわ。
いろいろとお忙しそうですね。
こんな侵入路でマンション建設をしようだなんて、
ちょっと考えられない話です。
許可を降ろす役所も役所ですけど、建設業者として問題ありすぎですね。
by micchii (2006-12-15 19:04)
こんばんは？ 狭い道路 大変そうです＾＾ でも 住む人がそれでかまわないのなら＾＾ 住む人の問題で＾＾ 建物反対とは関係なくないですか＾＾
どこの家も公道と接していますし＾＾狭い玄関や門も存在しえるのですから
建設反対の直球記事かと思いきや 正直 あげあし取りのような印象を受けました＾＾失礼覚悟でコメントさしあげました＾＾ すいません。
by (2006-12-15 21:24)
PS 記事から引用させていただきますが＾
＜マンション住民の出入りで、県道への『鳥羽口』が渋滞したら、古くから住んで
いる住宅地の住民は大迷惑です。＞
この記事の 本音は ここでは ないでしょうか？ 昔から住んでる人が 既得権を主張して 反対している
逗子は良いところです そこに住みたいと思う人もたくさんいるのだろうと思います＾＾ 先に住んでる人が 後から来る人を うっとうしく思うのなら 子供の遊びの 「お山の 大将」と変わらない気がします＾＾
by (2006-12-15 21:33)
TOMOさん
このマンションが出来て、住まれる方々は苦労されると思います。
作る側ももっと考えてもらいたいのですが・・・
ナイスをありがとうございます。
by アキラ (2006-12-16 10:04)
瑞穂さん
力強い応援のお言葉、感謝です。
これからも頑張ります。
ナイスをどうもありがとうございます。
by アキラ (2006-12-16 10:07)
Honuさん
プレジャーボート・・・これから提案していきましょう。
いつもナイスをありがとうございます。
by アキラ (2006-12-16 10:08)
micchiiさん
平成９年の許可でやろうとしているマンション建設です。
平成９年～現在には「街づくり条例」も出来ていますが、それを全く無視しての計画です。
只単に道路だけではないので反対しています。
いつもナイスをありがとうございます。
by アキラ (2006-12-16 10:12)
dennさん
ナイスをありがとうございます。
文章で理解していただく難しさに直面して困惑しています。
このブログを始めてから、何度か建設反対について書いていますが、私は今ブログを止めたくなっています。
ずっと以前から書いたことをお読み戴いての御批判でしょうか？
お読み戴いている方には判っていただける、と思って書いた記事でした。
「昔から住んでる人が 既得権を主張して 反対している」 のではなく、計画地の山は「逗子八景」の一つに数えられるＺ市の重要な名勝です。
計画地の中には、Ｚ市の天然記念物「三浦層・葉山層の逆転層」もありますし、縄文時代のシロウリガイの化石が露出している層も含まれています。
その山を半分切り取って、今問題になっている地盤面を何度も設定した大型斜面地マンションを建設しようとしていること、平成９年の開発許可でやろうとしており、未だに建築確認は降りていないこと、大型車進入禁止道路に大型車の通行を申請する動きがあること、更には最大手のＫ島建設、大手のＫ谷建設がいったんは工事を引き受けながら断念した程のハードな工事であること。Ｚ市議会が買い取りを決議し、更にＺ市の買い取りの意向を無視しての計画推進であること、「地元住民は黙れ」的な自社の権利だけを主張する高圧的な東○不動産会社の態度などの関係する事柄全てから判断しての反対活動です。
現在では「Ｚ市街づくり条例」もできていますが、条例に沿ったマンションであれば私たちは反対をしないどころか、早く工事が終わるよう協力さえするつもりです。更に計画地の山は多摩丘陵から三浦半島まで続く「緑の回廊」の10番目に揚げられている県の重要な緑の一部でもあります。
私自身も九州育ちで、30才近くからＺ市に住み始めた者です。
あなたが仰るような、心の狭い、排他的な運動ではありません。
今、このマンション建設を許したら、末代まで後悔する・・・そんな思いでやっていることです。
たった、一つの言葉尻を捉えてのご批判には「今後は、迂闊なことは書いちゃいけないのだ」と改めて思い知り、逆に感謝を致しております。
by アキラ (2006-12-16 12:38)
文京区小石川２丁目の4700 ?（1360坪）の土地に、巨大マンションの建設計画が進められ、堀坂の道路拡幅を含む開発工事のために、六角坂の一方通行の逆走が計画されています。
しかし、堀坂の開発と六角坂の一方通行の逆走は、通勤・通学路である六角坂、堀坂の安全な通行をおびやかし、しかも開発計画は4年間もの長期間に及んでいます。
そこで、通学や生活の安全のために、学童生徒の保護者の有志によって、「堀坂・六角坂の開発に関する要望」の署名集めがされております。
by 『ご近所力で地域の未来を』より転載――堀坂、六角坂の開発 (2010-12-18 02:27)