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物知り博士に認定? [日記]

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これが何だか解る方は『物知り博士』に認定(?)します。



写真だけでは解りづらいでしょうから、少し説明しますね。

計ってみると長さは6.3センチ・・・指先で持ちやすい長さです。
太さは・・・そうですね~?鉛筆の「B」の芯位でしょうか?
半透明で、太い釣り糸(テグス)を切って先を尖らせたようなものです。
太い「春雨」に見えなくもありません。



HIMG0017.JPG
こう並べたら解りますか?


そ~なんです。これは爪楊枝」でした。
トウモロコシなどの「でんぷんから作られています。
茅ヶ崎駅近くのラーメン屋さんで見つけて、1本失敬してきました。
こんな爪楊枝がある事は知っていましたが、見るのは初めてです。

韓国では「これ」じゃないとダメなんだとか?
早速ネットで調べてみました。

韓国では環境への配慮を目的に1992年12月から「資源の節約及び
資源再活用促進に関する法律」が施行され、使い捨て製品が禁止となっているのだそうです。
割り箸や紙コップなどの使い捨て商品の飲食店での使用は原則禁止。

韓国では現在でも豚などの家畜に残飯を食べさせているようですが、
残飯に紛れて混入していても、溶けてしまう爪楊枝は尖った先で内蔵を傷つけることがない。
そのように考えられたものだということでした。


昔は物がない時代。
どこの家のお婆さんも一度使った楊枝を着物の前襟の縫い目に指して保存、
食事の度に取り出しては繰り返し使っていたものでした。

日本ではクロモジの木で作られたものが多かったため、爪楊枝のことを「黒文字」とも言います。
今でも黒文字と言っている料亭もありますね?

先端の反対側を「こけし」の頭のように加工されたものが多いのですが、
この部分を折り取って「箸置きのようにして使うため」だというのが通説です。
しかし、昔のお婆さんじゃあるまいし・・・一度使った楊枝を時間が経って再度使う人は居ますまい。
今ではモチーフとしての装飾だ・・・位に考えておいた方が良さそうです。

こけしの頭を考案したのは落語家の柳家金語楼なんっですよ。
金語楼はこれを実用新案登録して相応の副収入を得たと書かれています。

たった1本の爪楊枝・・・調べてみると色んなことが解るものです。

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コメント 4

龍之介

へー
はじめて見ました。
金五郎がねー。
へー、へー、へー。

by 龍之介 (2010-01-13 10:43) 

ひろりん

こんにちは♪

パスタみたいですね~>爪楊枝
茹でたら食べれて携帯食にも!?

昔、ゴールドで出来た楊枝とゆーかスティックを見たことがあるので、いつかMy箸と一緒に携帯しようと探しています。
でも鏡を見ながらじゃないとグサッといきそうで怖いかも!?
by ひろりん (2010-01-13 14:40) 

アキラ

龍之介さん

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくおねがいします。

久しぶりです・・・へー、へー、へーは?(笑)

by アキラ (2010-01-16 11:13) 

アキラ

ひろりん さん

金の爪楊枝があるんですか?
それこそ初耳です。
早速探してみますね?
今年もどうぞ宜しくおねがいします。
by アキラ (2010-01-16 11:14) 

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