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抜く時には抜かねば! [日記]

「私も引きますが、大変申し訳ありませんが、幹事長の職をお引き願いたい」

「解った」

これは退陣会見で鳩山総理が明かした小沢幹事長とのやりとりの一部です。


誰もが『おかしいだろ?』と思ったのではないでしょうか?

そして、今朝の日経新聞報道では・・・

総理が決断したのは小沢幹事長の一言だった。
「両院議員総会で代表解任動議を出せば通ってしまうよ」
この一言が、総理にとっては引導となったようです。

追いつめられて逃げ切れないと解ると、「自分が身を引くのが国益につながる」

記者会見では、辞任は恰もあくまで自身の判断だと思わせるかのごとく
強調しましたが、国民はみんな見透かしていたのではないでしょうか?

以前にも書きましたが、鳩山総理は社民党から連立離脱を
突きつけられるのではなく、何故福島大臣を罷免するときに、
毅然として連立解消に踏み切らなかったのか?

参院選挙の票欲しさから、連立離脱してまで選挙協力を呼びかけたり・・・

最終局面では、総理の決断力の欠如・女々しさが浮き彫りになる場面に
何度も遭遇しました。


総理大臣は幹事長の任命権者です。
幹事長に引導を渡される・・・これではどちらが総理なのか
幹事長なのか解りません。

結局の所、これが小沢民主党と言われる真の姿なのだろうと思います。

次の総裁・総理大臣には管副総裁が有力視されています。

次の政権こそしっかりと小沢離れをして、『小沢傀儡政権』などと
評されないような決断力ある政権を作ってもらいたいものです。
そうでないと、今度こそ国民は民主党を見限ってしまうような気がします。


一方の自民党ですが、谷垣総裁の決断力もまた問われることでしょう。
自民党は『総理の不信任決議案を出すぞ』と刀を抜きかけはしましたが、
タイミングを計っているうちに、総理だけではなく幹事長までが辞めてしまって
攻め手を失ってしまいました。

今期の総額は2兆5千億円とも言われる子供手当の至急も始まり、
『民主党も公約を守るんだ』との機運が高まりつつあります。
その実は、子供達が将来返済していく借金なのですが、
公約は公約ですから守られれば国民は頷いてしまいます。

政権のトップが代わると、国民はそれなりに期待をしますから
また民主党の支持率はいくらかUPして参院選に突入することになります。
その結果次第で、今度は自民党の中から谷垣総裁下ろしが
始まるかも知れません。

そしていつもの事ながら、置き去りにされるのは国民だけ・・・
は何とかならんものでしょうか?


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