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リアルな夢 [日記]

坊主.jpg

「隣に寝ている女房が寝呆けやがってさぁ~、思いっきり殴られちゃったよ」
などと、まことしやかに話す友人に「そぉ~なんだ~?大変だったね~?」と
相づちを打ちながらも、『そんなことあるかい?激しい夫婦喧嘩でもしたんだろ?』
と思っていた私。

実は、自分でも驚く事が起きたのです。


明け方に夢を見ていました。

普段は昼寝をしない私ですが、夢の中では昼寝をしていました。
それも、ベッドではなく、何故か畳の上に仰向けで・・・
誰が掛けてくれたのか?毛布を1枚掛けて・・・

息子の「オヤジ!子供の玩具を買いに行くよ!」の声で目が覚めました。
「車のエンジン、掛けてるからね?」部屋を出て行きました。


取り敢えず顔を洗おうと、起きあがって洗面所へ。


鏡に写った私は、何故か頭をタオルでくるまれて、
その上から大学時代の角帽を被っているではありませんか?

『誰だよ!全く~、こんな悪戯しやがって~!』と、
帽子を脱いでタオルを剥がすと・・・

なんと! 見事なクリクリ坊主にされているではありませんか?

「お~いっ!これは誰がやった~!」

怒って部屋へ戻ると、家内は口を押さえて忍び笑いの真っ最中。
息子も私を外へ誘い出して、その醜態を世間に晒したいに違いありません。

そう思って、はらわたが煮えくり返っているところへ携帯電話が・・・

てっきり息子からの「早くして?」の電話だと思い、
思わず『うるさいっ!』と携帯電話を投げ捨てました。


大きな自分の声に驚いて、本当に目が覚めたのです。


咄嗟に頭に手をやりました。
クリクリ坊主は夢でした。

目覚まし代わりにセットした携帯電話が鳴っていました。

その音はいつも寝るときに置いてある枕元ではなく、
ベッドに横たわった私の足先から、遙か離れたところで鳴っていました。

その日の午後、友人に電話を掛けて・・・
「あの話、信じるよ!」

友人は何の話なのか・・・咄嗟には思い当たらず、「何の話???」

「まぁ、兎に角信じるよ」

友人はきっと、『あいつ、呆けたかな?!』

そう思っているかも知れません。



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