外壁のメンテナンス【2】 [日記]
このように、「コーキングガン」を使ってコーキングします。
さて、昨日に引き続いて、外壁のメンテナンスの記事です。
今日の記事は、昨日からの続きですから、初めてお読みになる方は、
昨日の記事からお読みさい。
サイディングには構造的な問題があります。
それはサイディングの継ぎ目に施工される『コーキング』
『固くなってしまったり、片側に寄ってしまって、隙間が生じたり』が始まると、壁の中に
雨水が入る原因となります。
コーキング(シーラント)とよばれる、防水目的に使われる充填剤・接着剤には、
様々な種類があってコーキングの種類によっては、施工から3年~5年ほどで
剥がれなどの不備が生じるものもあります。
意外に知れれていないことは、『コーキングは永久的なものではない!』ということです。
コーキング材の種類に関わらず、10年経過で全面的に「打ち替え」(一端撤去して、
新たにコーキングし直すこと)が必要です。
コーキングは防水目的で色んな箇所に多用されていますが、意外にも劣化が早く
防水効果が切れたままになっている家をよく見かけます。
アルミや鋼板などの『金属サイディング』もありますが、こちらの方はコーキングを
非常に多く使用しているだけではなく、打ち替えがしづらい箇所にまでコーキング施工
されていて、サイディングの選定自体から問題があります。
コーキングを多用しなければならない建材の使用は、『欠陥住宅の発生』を助長している
ような気がして仕方がありません。
最近は少なくなりましたが、まだ『鋼板の外壁』もあります。
鋼板は錆びますから、「錆止め」が重要なメンテナンスの要素となります。
錆止めにも多くの種類があって、何を塗るかで金額も変わります。
空気に塩分を含んでいる沿岸地方では、3~5年置きに、山沿いの地域でも8~10年毎
には塗装が必要になります。
一端錆が発生すると、なまじな錆止めでは錆の進行は止まりません。
塗装で重要なことは、『下地処理』(既存の塗膜を剥がしたり、錆を落としたりする工程)で、
次に大事なのが『下塗り塗料の選定』です。
安易に塗装屋さん任せにすることなく、良く調べることが重要です。
外壁Ⅱ雨水が入り込んだり、水分を吸いやすくなると、壁体内に湿気が籠もります。
湿気が籠もると、断熱材は湿っけて断熱材の役目を果たせなくなり、壁の中には
カビが生えてやがてはシロアリがやってきます。
壁体内のカビは、住んでいる人にも害を与えます。
外壁のメンテナンスは、
「雨水や湿気との戦いにうち勝つために、どう対処するか?」と言うことに尽きます。
『防水の劣化をどうするか?』と考えると、解りやすいのかな?・・・と思います。
さて、昨日に引き続いて、外壁のメンテナンスの記事です。
今日の記事は、昨日からの続きですから、初めてお読みになる方は、
昨日の記事からお読みさい。
サイディングには構造的な問題があります。
それはサイディングの継ぎ目に施工される『コーキング』
『固くなってしまったり、片側に寄ってしまって、隙間が生じたり』が始まると、壁の中に
雨水が入る原因となります。
コーキング(シーラント)とよばれる、防水目的に使われる充填剤・接着剤には、
様々な種類があってコーキングの種類によっては、施工から3年~5年ほどで
剥がれなどの不備が生じるものもあります。
意外に知れれていないことは、『コーキングは永久的なものではない!』ということです。
コーキング材の種類に関わらず、10年経過で全面的に「打ち替え」(一端撤去して、
新たにコーキングし直すこと)が必要です。
コーキングは防水目的で色んな箇所に多用されていますが、意外にも劣化が早く
防水効果が切れたままになっている家をよく見かけます。
アルミや鋼板などの『金属サイディング』もありますが、こちらの方はコーキングを
非常に多く使用しているだけではなく、打ち替えがしづらい箇所にまでコーキング施工
されていて、サイディングの選定自体から問題があります。
コーキングを多用しなければならない建材の使用は、『欠陥住宅の発生』を助長している
ような気がして仕方がありません。
最近は少なくなりましたが、まだ『鋼板の外壁』もあります。
鋼板は錆びますから、「錆止め」が重要なメンテナンスの要素となります。
錆止めにも多くの種類があって、何を塗るかで金額も変わります。
空気に塩分を含んでいる沿岸地方では、3~5年置きに、山沿いの地域でも8~10年毎
には塗装が必要になります。
一端錆が発生すると、なまじな錆止めでは錆の進行は止まりません。
塗装で重要なことは、『下地処理』(既存の塗膜を剥がしたり、錆を落としたりする工程)で、
次に大事なのが『下塗り塗料の選定』です。
安易に塗装屋さん任せにすることなく、良く調べることが重要です。
外壁Ⅱ雨水が入り込んだり、水分を吸いやすくなると、壁体内に湿気が籠もります。
湿気が籠もると、断熱材は湿っけて断熱材の役目を果たせなくなり、壁の中には
カビが生えてやがてはシロアリがやってきます。
壁体内のカビは、住んでいる人にも害を与えます。
外壁のメンテナンスは、
「雨水や湿気との戦いにうち勝つために、どう対処するか?」と言うことに尽きます。
『防水の劣化をどうするか?』と考えると、解りやすいのかな?・・・と思います。
おっしゃるとうりだと思います!
分かりやすい説明、ありがとうございます。
by toyo (2008-03-26 22:47)
やはり変成シリコン系接着剤は問題が多そうですね、20年30年保つ瓦の施工に10年の保証が得られない製品を使いたくないと多くの工事店の方は思っていらっしゃいますが、部位によって早くなく使わざるを得ない場合などもあるようです。(正直な屋根職人ならば、強度的に問題のある場所ではほとんど使いませんが...。)
この接着剤を使った屋根のリフォームで、ラバーロック工法なるものが悪質訪販業者で流行していますが、施工法自体にやはり問題多発のようです。
by たいせい (2008-03-27 09:26)