NO.1に、ならなくていい! [日記]
「ね~! オードブル頼も?!」
スマップの歌じゃありませんが・・・「ナンバーワンには、ならなくていい」
私は若い頃からそう考えていたように思います。
若かりし頃「女性が、横に侍る(座ってくれる)キャバレーやクラブ」に
行った際には、『後ろから2番目の子』を指名することに決めていました。
最初に横に座ってくれたホステスさんのサービスの良さに、感激したことも
あったのでしょうか?
その子が「あたし、まだ後ろから数えて、NO.2なんですよ、ダメですね~」
としみじみ言っていたのを思い出します。
『後ろから2番目の子』を指名する・・・これには指名を聞きに来たボーイさんも、
滅多にないことで面食らうようです。
「え?!、あのぅ、後ろから2番目の子・・・ですか?」
「そーだよ、お願いしますね」
「あ、はぁ・・・?!」大抵、首を傾げて立ち去るのでした。
NO.1の子は指名も多く、横に座ってもすぐに他の席に呼ばれてお尻が暖まりません。
ろくに話もできないばかりか、『荒っぽい』のです。
言葉や仕草が荒っぽいというわけではなく、兎に角お金を遣わされるのです。
「ね~、オードブル頼も?!ブランデー飲んでいい?あたし、フルーツ食べたい!」
暫くすると何故かそんな子は、そのお店から消えて行くのでした。
「綺麗さNO.1」「客の受けNO.1」ではなく、お店の『売上高NO.1』
がNO.1の子ということなのです。
NO.1になった途端に追われる立場となって、NO.1を維持するために無理を
重ねるのでしょう。
人は喜んでNO.1の子を指名しますが、お金を使わされるだけで『バッカじゃなかろか?』
と思っていたものでした。
指名すると誰もが驚く「後ろから2番目の子」
実はこれが、最高のサービスを提供してくれる子だと思っています。
ある意味不器用で後ろから2番目に甘んじてはいますが、『ビリにはなりたくない』
と思っていて必死です。
「あのぅ、初めてですよね?・・・あたしで、いいんですか?」
「応援したいと思ってね!」
態度も謙虚なこんな子が、本当にお客のことを親身になって心配してくれたり、
話を聞いてくれたりしてくれるものです。
「ナンバーワンになんか、ならなくていいんだよ」
「NO.2かNO.3ぐらいにいて、上手に稼げばいい」
「何か一つでもいい『オンリーワン』を目指してみたら?」
「毎日出勤前に、新聞に眼を通して来てご覧、きっとお客さんの
あなたを見る眼が変わる筈だよ」
いつもこんなことを話していました。
暫く振りに、同じ店に出かけると・・・
ビリから2番目だった子は、大きく順位を上げたのでしょう、
結構指名も入って、忙しそうに立ち働いていたものです。
そして・・・頭のいい子は、常にNO.2か3番目辺りにいて、
「あたし、頑張ってるんですよ~、お陰様であたしぃ・・・もう少しでNO.1 に
なれると思うんですよ~!」
頭の悪い子は、いつのまにか消えて行くのでした。
建築業界、特に主にリフォームを手掛けている会社が『地域NO.1』似なったり、
目指したりすると、たちまち萎んで消えていく姿を目にしてきました。
きっと、地域NO.1を維持する事で、ムリを重ねるのかも知れませんし、
人も増やす必要にも迫られて、管理が行き届かなくなるのではないでしょうか?
私は建築業界に身を置く者ですから、業界のことしか目に入りませんが、
何業にも通じる事かも知れないなぁ、と今頃になって思っています。
スマップの歌じゃありませんが・・・「ナンバーワンには、ならなくていい」
私は若い頃からそう考えていたように思います。
若かりし頃「女性が、横に侍る(座ってくれる)キャバレーやクラブ」に
行った際には、『後ろから2番目の子』を指名することに決めていました。
最初に横に座ってくれたホステスさんのサービスの良さに、感激したことも
あったのでしょうか?
その子が「あたし、まだ後ろから数えて、NO.2なんですよ、ダメですね~」
としみじみ言っていたのを思い出します。
『後ろから2番目の子』を指名する・・・これには指名を聞きに来たボーイさんも、
滅多にないことで面食らうようです。
「え?!、あのぅ、後ろから2番目の子・・・ですか?」
「そーだよ、お願いしますね」
「あ、はぁ・・・?!」大抵、首を傾げて立ち去るのでした。
NO.1の子は指名も多く、横に座ってもすぐに他の席に呼ばれてお尻が暖まりません。
ろくに話もできないばかりか、『荒っぽい』のです。
言葉や仕草が荒っぽいというわけではなく、兎に角お金を遣わされるのです。
「ね~、オードブル頼も?!ブランデー飲んでいい?あたし、フルーツ食べたい!」
暫くすると何故かそんな子は、そのお店から消えて行くのでした。
「綺麗さNO.1」「客の受けNO.1」ではなく、お店の『売上高NO.1』
がNO.1の子ということなのです。
NO.1になった途端に追われる立場となって、NO.1を維持するために無理を
重ねるのでしょう。
人は喜んでNO.1の子を指名しますが、お金を使わされるだけで『バッカじゃなかろか?』
と思っていたものでした。
指名すると誰もが驚く「後ろから2番目の子」
実はこれが、最高のサービスを提供してくれる子だと思っています。
ある意味不器用で後ろから2番目に甘んじてはいますが、『ビリにはなりたくない』
と思っていて必死です。
「あのぅ、初めてですよね?・・・あたしで、いいんですか?」
「応援したいと思ってね!」
態度も謙虚なこんな子が、本当にお客のことを親身になって心配してくれたり、
話を聞いてくれたりしてくれるものです。
「ナンバーワンになんか、ならなくていいんだよ」
「NO.2かNO.3ぐらいにいて、上手に稼げばいい」
「何か一つでもいい『オンリーワン』を目指してみたら?」
「毎日出勤前に、新聞に眼を通して来てご覧、きっとお客さんの
あなたを見る眼が変わる筈だよ」
いつもこんなことを話していました。
暫く振りに、同じ店に出かけると・・・
ビリから2番目だった子は、大きく順位を上げたのでしょう、
結構指名も入って、忙しそうに立ち働いていたものです。
そして・・・頭のいい子は、常にNO.2か3番目辺りにいて、
「あたし、頑張ってるんですよ~、お陰様であたしぃ・・・もう少しでNO.1 に
なれると思うんですよ~!」
頭の悪い子は、いつのまにか消えて行くのでした。
建築業界、特に主にリフォームを手掛けている会社が『地域NO.1』似なったり、
目指したりすると、たちまち萎んで消えていく姿を目にしてきました。
きっと、地域NO.1を維持する事で、ムリを重ねるのかも知れませんし、
人も増やす必要にも迫られて、管理が行き届かなくなるのではないでしょうか?
私は建築業界に身を置く者ですから、業界のことしか目に入りませんが、
何業にも通じる事かも知れないなぁ、と今頃になって思っています。
そういうもんですか?
そういうもんですよね~。
いや、そうに違いない!
素敵な話をありがとうございます。
by toyo (2008-04-18 13:19)
ホステスの友達がいますが
(銀座でチーママまでいきました)
頭はめちゃ良いですね。
どんなお客さんとも話しを合わせられますし。
by TOMO (2008-04-18 13:36)
私見ですが、ナンバーワン以外に存在価値はなく選択もされない物だと思ってやってきました。
正しそのナンバーワンは、市場占有率でも売上でも出荷量でもなく、「こだわり」であったり「サービス」であったり、世の一般的な基準とは違う物を目指しています。
(「人間味」ナンバーワンや、商圏での「正直さ」ナンバーワンなんかも、十分顧客から選択されるナンバーワンだと思います。)
私生活でも、自分にとってのナンバーワン以外に女性を口説くつもりには成れませんでしたし、こちらがその気になった以上かっこよさでは到底ナンバーワンには成れませんので、別のモノサシで彼女にとってナンバーワンであるように努力しアピールして妻も獲得したように思います。
(彼女にとってナンバーワンだと思えたからこそ、一緒に人生を送る気になってくれたのだと勝手に思いこんでいますが...。)
でもこれって、記事を最後まで読めばアキラさんの仰ることと同じですね。
by たいせい (2008-04-18 17:35)
No.1というわけではありませんが、主任級の役に
つかされそうになって、あわてて以前の職場退職したコト
思いだしました^^;(単純に職歴順なのですが・・・)
なんでも一番では心に余裕がなくなるというコトですね。
ホステスのお話、知らない世界なので面白かったです^^
by ふゆもえ (2008-04-18 17:38)
アキラさん、たらしだわ♡
昔、銀座のママさんになりたかったなあ。
頭がの回転がよく小気味いいスマートな振る舞いがかっこいいなって。
by たろちぅ (2008-04-18 19:59)
う~む、深いです!!!
考えさせられました。
確かに地域でも何でもナンバーワンにはナンバーワンの責務が発生します。
ナンバーツーで良いと言うのもありかも?
良く注意していきたいと思います。
by 浜松自宅カフェ (2008-04-18 23:29)