成長・・・うるへー兄弟 [日記]
最近とんと「うるへー」兄弟が会社に姿をみせなくなりました。
一時は輪ゴムを伸ばして飛ばす方法を教えたり、手に巻き付けて離すと相手が痛がる
方法を伝授したりで、面白がってよく遊びに来ていたのですが・・・
「コーッチ(次男坊)は、まだ襁褓してるんだよ」
「うるへー」こと「シュンシュン」が私に囁いた。
「ほんと~!うそだろ~?!ねーね~コーちゃん!まだ襁褓してるの?」
「してな~い!」憤慨した顔で、出ていきました。
おねーちゃんが、つぶやいた。
「おねしょする時って、必ず夢の中でおしっこしてるんだよね~?!なんでかな~?」
「おいおい、もう4年生だろ?・・・まだおねしょしてるのか?」
「え~っ、もうしてないよ~!小さいときのハナシ~」
夢の中で友達が『ここは、おしっこしてもいいんだよ』とか言うんだよね~」と私。
「大人になっても覚えてるっていうことは、おじさんも経験があるんだ~!^^」
「バレたか?・・・やっちゃったかな?なんて、手で布団を確かめたりして~?」
「あはは・・・そうそう、やるやる!」
だんだん大人びてきたおねーちゃんとは、こんな話で盛り上がったりして^^;
「シュンシュンは、もう襁褓なんかしてないよな~?!」
それを聞いたおねーちゃんが、そっとバラしてくれた。
「シュンシュンはもう襁褓はしないけど~、おねしょしないようにお父さんが
夜中に起こすんだよ」
「ほ~んと~?!それはお父さん、大変だね~」
「大変だよ~・・・目が覚めてないから、頭グラグラみたいだしぃ」
シュンシュンは「おねしょなんか、しないも~ん!」と、澄ましています。
「あれ・・・やってるだろ?!」おねーちゃんに耳打ち。
おねーちゃんは『ウンウン』と、首を縦に振って・・・
「おねしょ、しただろー?聞いたもんね~!夕べもやっちゃったんじゃないの~?」
シュンシュンは返事もせずに走って帰って、それ以来 来なくなりました。
『からかいすぎて、マズかったか?』
こんな時には、相手が忘れるのを待つに限ります。
そのうちに、また、元気良く「こんにちは~」と入ってくるでしょう。
「うるへー」ことシュンシュンは、大分成長しています。
名前を知っていながら、やっと喋れるようになった頃にシュンシュンを
このオジサンはからかったのです。
「名前なんて言うの?」
「・・・・・・」
「あれ?なんだったかな~、お名前は・・・ショウヘーか?」
「ショーヘーじゃな~い!」違う名前を言われて、大声で答えます。
「じゃ~、ゴンベーか?」
「ゴンベーなんかじゃな~い!」大声で叫んで抗議をします。
「あ~、うるさい、じゃ~~~、なんだろーな~~?!・・・
あ、解った「うるさい」から『うるへー』だろ?」
「うるへーじゃな~い!」
かくして『うるへー君』誕生と相成ったのでしたが、成長と共に、
うるへーではかわいそうだとなって、家族が呼んでいるらしい「シュンシュン」に。
彼は成長して、大人にからかわれているよりも、友達と遊ぶ方が
面白くなったのかも知れません。
しょっちゅう、お友達の家へ出かけるようになったようです。
コーッチはまだ小さすぎて、私たち大人は彼の手に余るのでしょう?!
一人では、なかなか入って来られません。
子ども達の成長は楽しみですが、なんだか少し寂しいことでもあるのです。
私がそんなこと考えていることは露ほども知らず、今日もシュンシュンはお友達の家へ?
おねーちゃんは学校・・・コーッチは一人で会社の前を走りすぎて行きました。
成長はうれしいことだけど
離れるのはさみしいですよね。
上の娘が家のなかで
私のまわりをうろちょろしなくなった
ここ最近ふと思います。
by TOMO (2008-10-23 15:12)