日本人は「家」に殺される?! [湘南の家づくり]
家の中でも、マスクが必要?・・・かも
秋が深まって、朝晩は肌寒い季節となってきました。
冬になると空気が乾燥して風邪を引きやすくなります。
ウイルスが繁殖しやすくなってインフルエンザが流行るのも、空気が乾燥しているからです。
女性は、お肌が乾燥しすぎて困る季節でもあります。
さて建築業者の私が 『何故こんな話題』 を持ち出したのでしょうか?
私が造っている家は、日本に大昔からある『木造軸組工法』で、
一般的には「木造」または「在来工法」と呼ばれています。
木造軸組工法の家は、暑ければ窓を開放して外の風を取り入れ、
気候がいい『春や秋』には、さわやかな風を部屋一杯に取り入れることも可能ですが、
家を造る工法によっては、一年中窓を開放してはいけない家があります。
それは、「24時間計画換気」の「高断熱・高気密」の家。
そして「全館暖房」が整っている『最新の家』ほど、冬場の「過乾燥」に注意が必要なのです。
更に『外断熱』の家は、過乾燥に輪を掛けると言われていますが、
こんなデメリットは、家を造る側は決して教えてはくれません。
このような家では、冬場のように乾燥した季節には「加湿器」が必需品となります。
因みに申し添えれば、「正しく造られた木造軸組工法の家」は、家が自ら湿度管理を
行いますので加湿器を必要としません。
理想的な「湿度」は40%~60%と言われておりますが、機械相手ではなかなか「湿度管理」
が行き届くものではありません。
加湿しすぎると、空気の流れが弱い場所では、たちまちカビが生えることになります。
カビは人が眼にする所だけに生えるのではありません。
部屋の隅・壁際に物が置かれたその後ろ・扉が閉まった押入や棚の中などは、
空気が澱んでいるものです。
湿度が65%になったとたんに、カビの菌は猛烈に増殖を始めますから、
外断熱の家や高気密・高断熱の家では、絶対に湿度は65%に達しないように、
常に「湿度の管理」をする必要があります。
つまり、「外断熱の家」や「高気密・高断熱の家」では、ウイルスが増殖する『過乾燥』と
カビがはびこる『過湿』の両方に、目配り・気配りが必要なのです。
「新型インフルエンザ」が全国的に流行した場合の政府の予測では、
人口の1/4が感染し、医療機関で受診する患者数は2,500万人、入院患者は最大で200万人、
死亡者は最大64万人に上ると推計しています。
カビに最も有効なのは窓などの『開口部を解放した換気』なのですが、
高気密・高断熱で24時間機械換気の家では窓を開けての換気は出来ませんので、
一度カビが生えてしまったら、その家に住む住人は大変なことになります。
実は私は、カビに対して強いアレルギーを持っています。
「カビがあるところでは、必ず『くしゃみや咳』が出るのです。
高気密・高断熱の家に入ると、必ずと言ってもいいほど反応するのですが、
これはどこか隠れた場所にカビが生えていて、カビの胞子が室内に舞っている状況だと
考えられます。
高気密・高断熱の家にお住いの方は、一度「床下や天井裏」そして、普段眼にしない
「押入の奥」、「TVの裏や流し台の下」、「下駄箱の中」などを点検する必要があります。
そして、もしカビを発見したら、是非ご相談下さい。
親身になって、ご相談に応じます。
私は、これまで違う方向(音の伝播・蟻害・職人の技量によるバラツキなど)から
『外断熱や高気密・高断熱工法の日本での不適性』を説いてきましたが、
これから乾燥する季節を迎えることで、新たな切り口からの記事としました。
企業だけに目を向けていて、消費者はなおざりにされている日本の住宅政策の貧困さを
批判するだけではなく、安易に「売れるから」と外断熱や高気密・高断熱の家を造っている
住宅産業批判を交えて『日本人は、家に殺される』という本でも書こうか?と思っています。
殺されるあなた方の方にも、「一分の非」があることも・・・
政府がこれだけ多くのインフルエンザ罹患者の発生を予測するのは、
政府が認めてきた「新しい住宅の工法」による『過乾燥』も見越してのことではないか?
と穿った見方をしているところです。
三物建設株式会社は、湘南(茅ヶ崎 逗子 葉山 鎌倉 平塚 藤沢) エリアを中心に、マンションリフォームからペットリフォームまでお客様にとって最高の 「暮らし」をご提案いたします。
秋が深まって、朝晩は肌寒い季節となってきました。
冬になると空気が乾燥して風邪を引きやすくなります。
ウイルスが繁殖しやすくなってインフルエンザが流行るのも、空気が乾燥しているからです。
女性は、お肌が乾燥しすぎて困る季節でもあります。
さて建築業者の私が 『何故こんな話題』 を持ち出したのでしょうか?
私が造っている家は、日本に大昔からある『木造軸組工法』で、
一般的には「木造」または「在来工法」と呼ばれています。
木造軸組工法の家は、暑ければ窓を開放して外の風を取り入れ、
気候がいい『春や秋』には、さわやかな風を部屋一杯に取り入れることも可能ですが、
家を造る工法によっては、一年中窓を開放してはいけない家があります。
それは、「24時間計画換気」の「高断熱・高気密」の家。
そして「全館暖房」が整っている『最新の家』ほど、冬場の「過乾燥」に注意が必要なのです。
更に『外断熱』の家は、過乾燥に輪を掛けると言われていますが、
こんなデメリットは、家を造る側は決して教えてはくれません。
このような家では、冬場のように乾燥した季節には「加湿器」が必需品となります。
因みに申し添えれば、「正しく造られた木造軸組工法の家」は、家が自ら湿度管理を
行いますので加湿器を必要としません。
理想的な「湿度」は40%~60%と言われておりますが、機械相手ではなかなか「湿度管理」
が行き届くものではありません。
加湿しすぎると、空気の流れが弱い場所では、たちまちカビが生えることになります。
カビは人が眼にする所だけに生えるのではありません。
部屋の隅・壁際に物が置かれたその後ろ・扉が閉まった押入や棚の中などは、
空気が澱んでいるものです。
湿度が65%になったとたんに、カビの菌は猛烈に増殖を始めますから、
外断熱の家や高気密・高断熱の家では、絶対に湿度は65%に達しないように、
常に「湿度の管理」をする必要があります。
つまり、「外断熱の家」や「高気密・高断熱の家」では、ウイルスが増殖する『過乾燥』と
カビがはびこる『過湿』の両方に、目配り・気配りが必要なのです。
「新型インフルエンザ」が全国的に流行した場合の政府の予測では、
人口の1/4が感染し、医療機関で受診する患者数は2,500万人、入院患者は最大で200万人、
死亡者は最大64万人に上ると推計しています。
カビに最も有効なのは窓などの『開口部を解放した換気』なのですが、
高気密・高断熱で24時間機械換気の家では窓を開けての換気は出来ませんので、
一度カビが生えてしまったら、その家に住む住人は大変なことになります。
実は私は、カビに対して強いアレルギーを持っています。
「カビがあるところでは、必ず『くしゃみや咳』が出るのです。
高気密・高断熱の家に入ると、必ずと言ってもいいほど反応するのですが、
これはどこか隠れた場所にカビが生えていて、カビの胞子が室内に舞っている状況だと
考えられます。
高気密・高断熱の家にお住いの方は、一度「床下や天井裏」そして、普段眼にしない
「押入の奥」、「TVの裏や流し台の下」、「下駄箱の中」などを点検する必要があります。
そして、もしカビを発見したら、是非ご相談下さい。
親身になって、ご相談に応じます。
私は、これまで違う方向(音の伝播・蟻害・職人の技量によるバラツキなど)から
『外断熱や高気密・高断熱工法の日本での不適性』を説いてきましたが、
これから乾燥する季節を迎えることで、新たな切り口からの記事としました。
企業だけに目を向けていて、消費者はなおざりにされている日本の住宅政策の貧困さを
批判するだけではなく、安易に「売れるから」と外断熱や高気密・高断熱の家を造っている
住宅産業批判を交えて『日本人は、家に殺される』という本でも書こうか?と思っています。
殺されるあなた方の方にも、「一分の非」があることも・・・
政府がこれだけ多くのインフルエンザ罹患者の発生を予測するのは、
政府が認めてきた「新しい住宅の工法」による『過乾燥』も見越してのことではないか?
と穿った見方をしているところです。
三物建設株式会社は、湘南(茅ヶ崎 逗子 葉山 鎌倉 平塚 藤沢) エリアを中心に、マンションリフォームからペットリフォームまでお客様にとって最高の 「暮らし」をご提案いたします。
☆私もいまだ風邪がなおらず、今日はとうとう病院に
行って参りました。
お薬をいただいて、今日はマスクをしています。
どうやら風邪、流行っているみたいですね!
アキラ様も気をつけてくださいね!!!
by ijimari (2008-10-24 12:31)
うちは。どうだろう。乾燥しているけど、
都内のマンションの時のようにカリカリでなくサラサラ。
季節の変わり目も肌はしっとり、空気はさらさら。
潮風がいいのかな?とか。
あ、でも夏前の早朝は部屋の中がべたべたするかも。
最近、大型のホームセンターとか行くと、ノドが痛くなります。
空気が重くて固くて呼吸しづらいような。
by たろちぅ (2008-10-24 21:43)
一般の事務所も、過乾燥になっていると思います。超音波の加湿器も、色々と問題点が多そうです。香料付きの加湿器も危険ですよね。
換気をしながら、長火鉢に鉄瓶を載せて、猫板には猫を…。そんな時代にちょっとあこがれることがあります。
by かなりあ猫 (2008-10-26 17:46)
ijimari さん
風邪がひどくなられてるようで、心配しています。
大丈夫ですか?
まだそれほど空気は乾燥していませんから、今の内に早く風邪を治してくださいね。
今夜は暖かい「卵酒」でも作って飲んで、早くお休み下さい。^^
by アキラ (2008-10-27 09:49)