オチは「ヤバイ!」 [うるへー]
お隣の「シュンシュン」が、一人で会社に入ってきました。
「おっはよー!」 「あれ?・・・今日は幼稚園は?・・・休んだの?」
「そー!」 「どうしたの?今日は幼稚園はお休みじゃないでしょ?」
「・・・・・・」 「サボったんだな~! 寝坊したのか?」
「ん~ん!・・・ゲリ~っ!」 「下痢か~?じゃ、仕方ないね、お腹痛いの?」
「もう、痛くなーい!」
「あのさ~、あのさ~・・・悪いことするとお母さんにバレて、ヤバイんだよ!」
この年頃の子どもは、唐突に話題が変わります。
ヤバイなんて言葉、恐らく幼稚園で覚えてきたのでしょうが、
使ってみたくて、仕方がないのかも知れません。
段々「こんな言葉」を覚えては、使いたがる年頃です。
「なんでバレるか、知ってるかい?」 「わかんなーい」
「あのさ~、シュンシュンのおじいちゃんは、天国にいるだろ?」 「ウン!」
「シュンシュンのこと、おじいちゃんは天国からいつも見てるんだよ」
「へー?!」
「だから悪いことしたら、天国のおじいちゃんからお母さんに電話が掛かってくるんだよ」
「ほんと~? うそでしょ?」 「嘘じゃないよ、だから悪いことしちゃダメなんだよ」
「エーッ?!それは、困った!どうしたらいい?」 「そーだなー!いい子にしていれば?」
「・・・・解った~っ!・・・じゃ~お母さんのデンワを隠しちゃえばいいんだ~!」
「隠しちゃだめだよ。そんなことしたら、今度はお父さんに電話が掛かってくるよ」
「お父さんか~?!・・・それは、ヤバイ!」
吹き出して、大笑いをする私を見て・・・
「ね~、何が可笑しいの?なんでそんなに笑ってんの~?!」
それには答えず 「ねー、シュンシュン! 『お後がよろしいようで』って言ってご覧!」
「えー?!、な~んで~?」
怪訝な顔のシュンシュンでした。
うちの子供達はサンタを信じていますし、後片付けをきちんとしないと「隙間お化け」が出てきて食べちゃうという保母さんの話も、本気にして怖がっています。
(「悪い子はいないかぁー?」と出刃包丁を持ったナマハゲが山から来る話をこの前したら、信じているらしく怖がっています)
いつまでこんな話を信じていてくれるのか?、楽しんでいます。
PS.
前にアキラさんの記事で書かれたカッパの話など、昔話には「古の智恵」を感じています。
by たいせい (2008-11-01 09:59)
うるへ~、あらため「シュンシュン」相変わらずかわいいですね。
このころはみんな純粋です。
by ラムねーさん (2008-11-06 16:30)