家の改修工事で減税? [日記]
このシールが貼られています。
台風18号で被害に遭われた方々へ心からお見舞い申し上げます。
進路に当たった愛知・山形からいつもコメントを下さる「浜松自宅カフェさん」「たいせいさん」
「Plasgateさん」「toyoさん」は大丈夫だったのでしょうか?
鳩山総理が世界に公約した地球温暖化対策としてのCO2の排出量削減目標は
「2020年までに1990年比25%減」という驚くべき数字です。
これを実行するには各家庭でも大きな協力が必要となります。
そのためにこれから政府は様々な補助金や助成金を大量に用意するはめになりそうです。
最近の目玉は「屋上緑化」と「壁面緑化」ですが、身近な住宅の改修工事で
『省エネルギー改修工事による減税』があることは余り知られておりません。
そこで、今日は「平成21年度省エネルギー改修促進」による『減税の話』です。
皆さんのお宅の硝子はペアガラス(複層ガラス)ですか?
世の中にはまだまだ木製サッシに単板硝子(1枚ガラス)の家があったり、
アルミや樹脂サッシであっても、まだペアガラスが入ってなくて単板硝子の家が相当数あります。
このような硝子を『エコガラス』に取り替えるだけで、減税の対象になるのです。
さて『エコガラス』とは「なんぞや?」という質問が出そうですから、先回りして説明をば。。。
『エコガラス』とは2枚のガラスをセットにした「複層ガラス」の内側にLow-E膜という
特殊な金属をコーティングした熱を伝達しにくいガラスのことです。
高い可視光線透過率を持っているため視界を遮らず、高断熱性能と優れた遮熱性能を発揮します。
1年中室内を快適温度に保って暖房や冷房効率を高めるので、光熱費を押さえながら
CO2削減にも大きく貢献するというガラスです。
このガラスを居室の窓全てに装着した場合・・・
通常の戸建て住宅においてのCO2削減量の試算は年間の重量で265㎏、
ブナの木に換算すると25本分に相当します。
エコガラスには、はっきりと判るように緑を基調としたシールが貼られています。
減税は確定申告をすることで所得税から控除されますが、
控除率はガラスの取替工事費用200万円を限度として、その10%が控除されます。
日本を6つの地域に分けてそれぞれの地域ごとに基準値が決められていて
各地域に適合するサッシ構造とガラス構成の組み合わせが決められています。
因みに、私が住む地域はⅣ地域ということになります。(九州~関東の殆どはⅣ地域)
Ⅳ地域は『3㎜ガラス+空気層6㎜+ガラス3㎜のガラス』という、
ごく一般的な複層ガラスでOKです。
サッシ(建具=ガラスの外側の枠)までは取り替える必要がありません。
サッシは現状のままで、「ガラスだけを取り替える」ことで減税の申請が可能になります。
単板ガラスが入っているサッシに、そのままでは3+6+3㎜の厚さのペアガラスは装着不可能です。
しかし、既存のサッシに『アタッチメント付きのペアガラス』なら簡単にガラスだけの入れ替えが可能です。
取替には条件があって『全ての居室の窓』ということになっていますが、
戸建て住宅の場合の取替総額は、概算100万円以下(70~80万円くらい)の
工事代金で済みそうです。
マンションなどの集合住宅の場合には、窓が少なく工事費用も削減量も少なくなりますので、
別の規定に従うことになりますが、いずれも減税対象である事には変わりはありません。
減税を始めとして補助金や助成金は『知っている人だけが秘かに利用している』のが現状です。
これからは何か工事を考える前に「減税や補助金対象にはなっていないか?」を考える時代です。
折角、国や地方自治体が「減税しますよ」「どうぞ使ってください」と用意しているのですから、
使わない手はありません。
次回は『省エネ改修工事の補助金』について書きましょうか?
台風18号で被害に遭われた方々へ心からお見舞い申し上げます。
進路に当たった愛知・山形からいつもコメントを下さる「浜松自宅カフェさん」「たいせいさん」
「Plasgateさん」「toyoさん」は大丈夫だったのでしょうか?
鳩山総理が世界に公約した地球温暖化対策としてのCO2の排出量削減目標は
「2020年までに1990年比25%減」という驚くべき数字です。
これを実行するには各家庭でも大きな協力が必要となります。
そのためにこれから政府は様々な補助金や助成金を大量に用意するはめになりそうです。
最近の目玉は「屋上緑化」と「壁面緑化」ですが、身近な住宅の改修工事で
『省エネルギー改修工事による減税』があることは余り知られておりません。
そこで、今日は「平成21年度省エネルギー改修促進」による『減税の話』です。
皆さんのお宅の硝子はペアガラス(複層ガラス)ですか?
世の中にはまだまだ木製サッシに単板硝子(1枚ガラス)の家があったり、
アルミや樹脂サッシであっても、まだペアガラスが入ってなくて単板硝子の家が相当数あります。
このような硝子を『エコガラス』に取り替えるだけで、減税の対象になるのです。
さて『エコガラス』とは「なんぞや?」という質問が出そうですから、先回りして説明をば。。。
『エコガラス』とは2枚のガラスをセットにした「複層ガラス」の内側にLow-E膜という
特殊な金属をコーティングした熱を伝達しにくいガラスのことです。
高い可視光線透過率を持っているため視界を遮らず、高断熱性能と優れた遮熱性能を発揮します。
1年中室内を快適温度に保って暖房や冷房効率を高めるので、光熱費を押さえながら
CO2削減にも大きく貢献するというガラスです。
このガラスを居室の窓全てに装着した場合・・・
通常の戸建て住宅においてのCO2削減量の試算は年間の重量で265㎏、
ブナの木に換算すると25本分に相当します。
エコガラスには、はっきりと判るように緑を基調としたシールが貼られています。
減税は確定申告をすることで所得税から控除されますが、
控除率はガラスの取替工事費用200万円を限度として、その10%が控除されます。
日本を6つの地域に分けてそれぞれの地域ごとに基準値が決められていて
各地域に適合するサッシ構造とガラス構成の組み合わせが決められています。
因みに、私が住む地域はⅣ地域ということになります。(九州~関東の殆どはⅣ地域)
Ⅳ地域は『3㎜ガラス+空気層6㎜+ガラス3㎜のガラス』という、
ごく一般的な複層ガラスでOKです。
サッシ(建具=ガラスの外側の枠)までは取り替える必要がありません。
サッシは現状のままで、「ガラスだけを取り替える」ことで減税の申請が可能になります。
単板ガラスが入っているサッシに、そのままでは3+6+3㎜の厚さのペアガラスは装着不可能です。
しかし、既存のサッシに『アタッチメント付きのペアガラス』なら簡単にガラスだけの入れ替えが可能です。
取替には条件があって『全ての居室の窓』ということになっていますが、
戸建て住宅の場合の取替総額は、概算100万円以下(70~80万円くらい)の
工事代金で済みそうです。
マンションなどの集合住宅の場合には、窓が少なく工事費用も削減量も少なくなりますので、
別の規定に従うことになりますが、いずれも減税対象である事には変わりはありません。
減税を始めとして補助金や助成金は『知っている人だけが秘かに利用している』のが現状です。
これからは何か工事を考える前に「減税や補助金対象にはなっていないか?」を考える時代です。
折角、国や地方自治体が「減税しますよ」「どうぞ使ってください」と用意しているのですから、
使わない手はありません。
次回は『省エネ改修工事の補助金』について書きましょうか?
ぐっすり熟睡していた私は気づきませんでしたが、妻によると未明に無風時間があったそうで、どうやら台風の目が私の家を通過したようです。
自分のBLOGの記事に書きましたが、私の家は何ともありませんでしたが弟の家で杉の木が何本も倒れ車が下敷きになり大破しました。
今日は倒木の撤去作業で追われ、明日はどうやら筋肉痛です...。
by たいせい (2009-10-08 23:56)
弟さんは大変でしたね?杉の木は背が高くなる割には
根の張り方が小さいのです。
台風の後には杉山での倒木が問題になりますよね?
筋肉痛にはゼノールがよく効きますよ^^
by アキラ (2009-10-09 10:25)
幸い事故はありませんでしたが、あまりの強風に夜間何度も目が覚め、
TVをつけては台風の位置を確認していました。
by 浜松自宅カフェ (2009-10-12 22:03)
被害はお客さん1軒だけで最小限ですみました。
火災保険で修理する予定です。
工事中の物件も被害がなく、ホッとしてます。
by plusgate (2009-10-15 18:47)