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日本語が通じない! [日記]

ほぞを噛む.jpg  買って渡しても、読まんのでしょうなぁ?!


最近の若者と話をしていると「話にならん」ことが多くなりました。



「そんなところで、いつまで油売ってるんだ?!」

「はぁっ?油なんか持ってませんけど~?」


陰の声『油を持ってなくても、おしゃべりのことを油売るって言うんだよ!』



「今日は悔しくて、ほぞを噛んだな~!」

「ほぞって、何っすか?」

「臍のことだよ」

「え?臍って噛めるんっすか?」

陰の声『お前馬鹿か?噛めるんだったら自分の臍噛んで見ろ!』



女子高校生に「それは五十歩百歩だよ」

「意味わか~んな~い!オジさん!それってどんな意味~?」

「ソレッテ、似たり寄ったりってことだよ」

「え~っ?!余計わかんな~い!エロジジイのニタリニタリなら解るけど~!」

陰の声『そんなことばっかり考えてるのか?』


「どっちも大して変わりはないってことだって言ったら解るか?」

「え~っ!ぜ~んぜん違うジャ~ン?!100は50の倍だよ~っ?!」

陰の声『そんなこと、お前に教わらんでも知っとるワィ』




スナックで同年輩のオジさんが若いオネエさんを口説いていました。

「どうだぃ?!割り切りで1回!」

「ダメダメ!あたしぜ~んぜんお金ないもん!」

陰の声『割り切りの意味が解らずに、「割り勘」だと思ってるんじゃないの?』


【超簡単(?)な日本語の意味】を知らない若者が増えてきました。

今頑張らないと、素晴らしい意味を含んだ日本語は無くなってしまいそう。

頑張れ日本!ニッポン・チャチャチャ!


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たいせい

 若くして急逝された作家「中島敦」の小説が持つ、漢文脈の匂いを持った格調高い文に憧れ、何とかしてこんな文章を書けるようになりたいものだと思い勉強をしていた頃があります。
 自分なりに李白や杜甫の唐詩や史記などの古典の読み下し文に触れ一時没頭したのですが、所詮は付け焼き刃で全くものになりませんでした。
 その時期考えたのが、昭和初期以前に勉強をされた方達はこれらの漢文脈が血肉になっていて普通に使えるわけで、戦後教育を受けた私たちには私たちなりの文章があるのかもしれないと言うことでした。
 明治草創期の元勲などはほとんどが、下級武士で時代の平均値からするとろくな素養もなかったはずであるにもかかわらず、漢詩などを意図も容易く作、り時代の素養と言うことを感じたりもします。

 私も日本語の乱れは嫌いですし、可能な限り自分の思うところの美しい日本語が今後も守られ続けて欲しいと思い、子ども達にも押しつけようと画策してはいますが、時代による日本語の変化ということも確かにあるのではないかと思っています。
 物の本によると、江戸時代中期くらいから「最近の奴らは言葉を知らない」「言葉が乱れている」との記述がそれぞれの時代に必ず見られるようです。

 言葉の乱れを嘆きつつも、前時代の素養のない自分に気づいたときに新しい時代の波に乗れない自分を感じたりもします。
(簡単に乗るつもりはさらさらありませんが...。)
by たいせい (2009-11-03 13:00) 

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