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パンドラの箱? [日記]

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オバマ大統領初来日で、アメリカは「日本国民の感情を逆撫でしないように」
との気配りをしたように見えます。

普天間基地問題については、日本の新政権を追い込まず「できるだけ早い結論を」と
いうことに止めた節が見受けられますが、鳩山首相の対応は?

「青い薔薇を1本送りました」これは鳩山首相がメルマガで明らかにしたものです。

その薔薇は日本が開発したもので、『今まで不可能と言われたことを可能にした証』なんだそうです?
つまり、『普天間基地問題は不可能を可能にして白紙とし、県外移設を考えます』との
メッセージだと言いたかったようです。

そして、鳩山首相は「トラスト ミー」と言った。
と言う報道もありました。

「どうか私を信じて戴きたい」と言ったらしいのですが、
Trustには「信じる」と言う意味の他に「任せる」「頼りにする」
と言う意味もあるようです。

オバマ大統領は「時間は掛かっても、日米合意通り沖縄の辺野古沖に移設してくれる」
との確信を得たのではないか?と思うのですが・・・

日本人が良く言う「任せて下さいよ、悪いようにはしないから・・・」
このように受け取られていたとしたら・・・

結論が相手の意に添わない場合には、決して「トラスト ミー」などとは
言わないものなのだそうです。

民主党は衆院選での集票を重視するあまり「県外移設」を声高に叫びました。
しかし、どの県に移設するのか?全く構想もアテもなく国外又は県外移設
を主張した。と思われます。

沖縄県民にとっては島津藩の侵攻に始まり、太平洋戦争の沖縄決戦、そしてアメリカによる支配。
そして何よりも日本に於ける米軍基地の、実に7割超が沖縄県内にあるという事実は
単に「他人事」や「気の毒」の言葉では片づけられません。

アメリカの政権が共和党から民主党に変わり、イラク政策やアフガン政策に変化が生じてきました。
日本も同じように政権交代したのだから、自民党が進めて合意した「普天間問題」の
見直しは当然だと考えたのかも知れませんが・・・


「俺等はシマンチュー、どうせウチナンチューには解って貰えない」と思われたら
飛ぶ鳥を落とす勢いの民主党政権にもアゲンストの風が吹き始めるような気がします。

今、沖縄県民は民主党に期待して「基地の県外移動で県民感情」が膨らんでいます。
絶対に沖縄県民を裏切って欲しくないし、後になって「読み違えた」では済まされません。
マニュフェストに書いた以上、「基地は沖縄県に置いたままで、訓練だけを他の基地で」などという
小手先でのいじくりは、決して許されるはずもありません。

鳩山首相は「オバマ大統領との直談判で、国外または県外移設が実現できる」と
踏んでいたように思えてならないのです。

今日本は、ボタンを掛け違えて、決して開けてはならない「パンドラの箱」を
開けようとしているのかもしれません?

パンドラの箱を開けてしまった後は、日本はどのようになっていくのでしょうか?



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