現状をしっかり見つめようよ! [日記]
会社の近くには郵便局があります。
職員は4人程度の小さな「特定郵便局」ですが、昨日は本当に驚いたので
記事にしました。
預けてある金額は大した額ではありませんが、少し纏まったお金を下ろしたいと思って
「払い出し用紙」に書き込んで、窓口に出しました。
暫く待たされた後で、呼ばれて窓口へ行くと・・・
「申し訳有りませんが、今はお金がないので1週間後にもう一度
お越し願えますか?この用紙はお預かりしておきますので・・・」
『少しばかり預けてあるお金を現金化するのに、1週間を要する』
とは信じがたい体たらくではないでしょうか?
「おい、おい!一寸待ってくれよ」と言いたくなりました。
『急なお金が必要になったときには、用をなさないじゃないか?
これじゃ、金融機関とは言い難いだろ?』と思いながら・・・
「お金を下ろされたら困るの?」 「いえ、そんな訳じゃ~」
この特定郵便局、何時行っても窓口に並んだ職員達は暇そうに談笑しています。
ガラーンとしたロビーには、誰一人として客はないにも拘わらず
亀井静金融・優勢担当相になって即座に変わったのは、
職員の人数が増えたことでした。
今国会に提出される郵政改革法案には約40万人の非正規従業員のうち
約10万人が正社員化されます。
ゆうちょ銀行とかんぽ生命は日本郵政の傘下に入り、
親会社に支払うべき約500億円を超える、手数料に対する消費税も減免されるというものです。
政府の出資比率が3分の1超あれば、経営に拘わる重要な決議を拒否できる
ことにはなってはいますが、行員の人数増・税の減免でまた国民の借金は
増えてしまうことにはならないのでしょうか?
先の衆議院選挙で「亀井氏が一番の問題とした特定郵便局の現状」を見るに付け
『これでは郵政改革は後戻りしたと言われてもしかたがない』と思うのは
私だけなんでしょうか?
10年後、20年後・・・日本郵政は『親方日の丸』で大きな借金にまみれ、
そのツケは国民が被っているとしたら・・・
国民の選択の結果はなんとも情けない話としか言いようがないのですが・・・
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