ムクドリ巣営 [日記]
数日前から「ギャー!ギャ~!ギャ~ッ!」と野鳥の鳴き声がうるさく
なんだろう?と思って見ると・・・
ご近所の家の戸袋から、ムクドリの雛が巣立とうとしていました。
少し離れた屋根の上から、「飛びなさい!早く~!」と言わんばかりに
親鳥が躊躇する雛を誘っていました。
巣立って数日、ムクドリの声は聞こえなくなりましたが、
今度は同じお宅のすぐ隣の窓の戸袋に、新たなつがいが枯れ枝や枯れ草を
運び込もうとしているではありませんか?
実はこのムクドリ夫婦。
オスの方は先日巣立った雛で、メスはお母さんのようです。
最後の雛が巣立って4日目の朝のことでした。
それぞれ特徴があるお母さんと1羽の子供がつがいになっていて、
新しく巣作りを始めたのです。
雛が巣立った巣を再使用したら苦労なしでいいと思うのに、
それはしないようです。
新たな新居に枯れ枝や枯れ草をせっせと運び込んでいます。
木製の戸袋は把手の穴だけが開いていて深く、カラスも手が出せません。
2階の窓ですから、蛇も登って来ることはありません。
卵や雛にとっては、実に安全極まりない絶好の場所なのでしょう?
私が見ているのに気づいて警戒しているのでしょうか?
奥さんは近くの電線にとまって「ぎゃぎゃぎゃ~!」とけたたましく、
まだ世間知らずの若い夫に警戒するよう知らせているようです。
若い夫は初めての巣作り。
途中で中断させられて可哀想だと思いますが、
鳥の糞尿は酸性が強く木部を腐らせます。
巣作りを始めたところですから、今ならまだ卵は産んでないと思って
住人に知らせました。
すぐ近くは山、そこで新たな巣作りを始めることでしょう。
カラスや蛇に気を付けて、元気な雛が育つことを祈っています。
コメント 0