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家庭内の『落とし穴』 [湘南の家づくり]

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私のブログを見てくださっている方で、こんなお宅の方はいませんか?

最近、ある老人夫婦のお宅から緊急要請がありました。

「ご主人がトイレでうずくまってしまったら、ドアが開かなくて困った!」

この意味がお解りでしょうか?

トイレや風呂場のドアが『内開き』のお宅が結構ありますが、万が一、

中に人が入っている時に気分が悪くなったり、倒れたりすると・・・

『中に居る人が、ドアを内側から押さえていることになって、開かなくなってしまう』

のです。

このお宅が、正にその状態でした。




幸い大過なく、やがて自分でドアを開けて出てこられたようですが、

年老いた奥さん一人の力では、「助け出すことも出来ない」と言っておられました。


早速『内開きのドアを、外開きに付け替え』ました。

材料が必要だった訳ではありませんので、大工さんの手間代だけを

頂戴しましたが、大変喜んで下さいました



「うちは引き戸だから、大丈夫だわ!」と思っているあなた。

そんなお宅の引き戸を開け閉めしてみると、必ずと言っていいほど

『ガタピシとして動きが悪い』のです。

「木製の古い引き戸」ほど動きが悪くなっています。



『動きが悪い引き戸、年老いた方にとっては、大怪我の元』なんです。


動きが悪い引き戸を老人が開け閉めしようとして把手から手が外れ、

力を入れたまま弾みで転倒してしまう『家庭内事故』が後を絶ちません。

骨が弱った老人が横向きに転倒すると、どうなると思います?


太股の大きな骨の骨折に繋がってしまうのです。

老人が骨折して入院すると、もう二度と歩けなくなってしまうケースが多いのです。

家庭内事故は、誰も見ていないときに起こり勝ちです。

一度『そんな目で』家庭内を見回して見てください。



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