SSブログ

パリの交通事情 [日記]

パリ市内には14路線もの地下鉄網が整備されている。
その他、路線バスも。
郊外へ行くには近郊列車のRERがある。

特に地下鉄は非常に便利で、乗り方さえ覚えてしまえば
こんなに便利なものはない。

私たちは「どうせ毎日乗るのだから」と、初めて地下鉄を利用するときに
『カルネ』と呼ばれる10枚綴りの乗車券を2セット買い込んだ。
自分が今いる駅と行き先が解っていたら、地下鉄の乗り替えも非常に簡単。
その線の最終駅を確認しておけば、行く方向も間違えることはない。

パリの地下鉄は、いったん入場してしまえばどこで乗り換えようと、
または、乗り間違えて戻ろうとも、外に出るまで使う乗車券は1枚だけ。
駅を出るときに切符を受け取る駅員もいなければ、受け取る装置もない。

ただ、出口には人の背丈よりも高い扉があって、人が近づくと「パッ」と開く。
乗車中に検札があるわけでもない。

だから、「ただ乗り」の乗客も相当数いる。
驚いたことにサラリーマンと思しき、身なりもきちんとした人が、
出口の扉をこじ開けて入っていくのを見かけた。
同様にして入ってきたのだろうか?
汚れと臭いが酷いホームレスのオジサンが乗っていたりする。

たま~に警察が出口にいたりして、乗車券の確認をするらしい。
その時に乗車券を持ってなかったら、目の玉が飛び出すほどの罰金を
払うハメになるんだとか?

地下鉄の電車の出入り口扉は「ボタン式」「レバー式」で、自動では開かない。
何番線だったか、1路線だけ新しい電車で自動開閉したが、
徐々に新しい車両に切り替わっているのかも知れない。

日本の地下鉄では駅と言わずホームと言わず、ちょっと見回せば駅員がいるが、
パリの駅にはただの一人も駅員もいない。


シャルル・ドゴール空港まで行くには、オペラ座近くから出ている
「ロワシーバス」が便利だ。
運転手に乗車賃を払うが、乗るときに「何処で降りる?」と聞かれる。

「ターミナル・アン」(第1ターミナル)と答えると、「テ・アン!」(T・1)
と言いながら、ノートにすり減った鉛筆で停まるべき場所を書き込んでいた。

空港の敷地に入ってくると、大声で「テ・アン!」と叫んでくれて停まる。
「メルスィー!」こちらも大声で・・・

歩行者は大胆だ!
赤信号で立ち止まっているのは恐らく日本人だけ?

信号が赤だろうが車が来てようが、クラクションを鳴らされようがお構いなし。
ズンズン歩いて道路を渡る。
私たちもそれに見習って?最後は大分渡り方が上手くなった?

パリは古い街。石畳で駐車場なんて整備されてはいない。
道路の両側には立錐の余地もなく、びっしりと車を駐車している。
それも前後はピッタリで、どうやったらこんなに上手に停められるのか?と驚く。

出ていくときには、ドスンドスン!とバンパーを当てて前後の車を押しのけて、
出られるだけの隙間を作って出ていく。
これを見ていると、「バンパーに当てた、こすった!」と大騒ぎする日本人の
技量の狭さを思い知らされる。

「お国変われば品変わる?」交通事故の対応も全く異なる。
車に乗る人は全員、保険会社への請求書類を車に乗せているらしい。
事故が起きたらお互いが話し合って、その場で加害者が書類を作成し、お互いがサインを
してポストに投函する。
後日、被害者の講座にお金が振り込まれて、一件落着となるようだ。

日本のように警察の事故証明なんて必要ない。
まさか、死亡事故までそうだとは思えないが、実に合理的ではないか?

地下鉄といい事故の対応といい、国民を信頼している様子が見て取れて
「お国柄とは言え違うもんだな~?」
そう感じた交通事情だった。



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:インテリア・雑貨

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

パリのスリ事情パリの恋人事情 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

この広告は180日新規投稿のないブログに表示されます